2009年10月01日

「救わずに置かぬぞ」−初心者への正しい優しさ。

子供が「欲しい」と強請(ねだ)るからといって、
あれもこれも与える親が居ますか?

解毒薬があるからといって
進んで毒を飲めという親がどこに居ますか?

理由もないのに子を怒鳴りつけたり
子供の出来不出来・優劣で
子供への愛に差をつける(ひいきする)親は、
他人の目から見てどう思いますか?

「たとえ信じていなくても、救わずに置かぬぞ」
ってのがみほとけのお心です。
また、我々人間は皆一人も例外なく救いようのない悪人なのです。

ならば、
例えばどんなに下手な子でも、
どんなに態度の悪い子でも、
善良(そうに見える)子と分け隔てるべきではない。
まずはじめに信ありき、信なくば立たず。

そして、真にその子のためを願うならば、
「アメとムチ」ではありませんが
その子の成長にに最適な要素は何かを
思いやらなければならない。


先達になるべき方々は、いうなれば親心をもって
初心者の子たちを見て守って欲しい。
他人の業からも、自分の業からさえも。

それを考えるときに私の書く記事が、一助になれればとおもいます。

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Posted by かた焼きそば  at 12:00 │Comments(0)愚かな禿の説話

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