2010年05月03日
素人(感)を売りにする事は晒しであり無自覚な暴力である
ごく最近
「けいおん!!」の主題歌が
ミュージックステーションのランキング1位2位を独占した事がありましたが、
いまどきは「素人感」「親近感」というものが、
ものを売る手段として強調されるという事だと思うんですね。
でも私は、素人だということを売りにするってのは好きじゃない。
「けいおん!!」の主題歌が
ミュージックステーションのランキング1位2位を独占した事がありましたが、
いまどきは「素人感」「親近感」というものが、
ものを売る手段として強調されるという事だと思うんですね。
でも私は、素人だということを売りにするってのは好きじゃない。
なぜなら、
「公の場がその情報が晒された事によって
どういう影響を受けるのか」とか
「晒された結果によって
本人がどう思っているのか、本人が将来どうなるか」とか
そういったことはすべておいてけぼりになっていて、
それはコンテンツというものを
消費財として食いつぶしている行為であり、
将来につながらないどころか、
若い才能の芽を摘み取りかねない行為だからです。
それって、ある種の暴力だから。
そして「素人感」を押し出すと言うことは
プロの作り手の責任放棄 プライド放棄
ということでもあります。
私が尊敬する上岡龍太郎氏は、
あるテレビ番組の「芸人論」と銘打った独演会の中で
テレビという空気が寸断される特殊なコンテンツの性質から、
芸人が安易な素人いじりに堕して
芸というものが廃れていく現象を嘆いていらっしゃいました。
けいおん!!という作品自体はプロが作ったものですから、
「商業的に売れる素人感という要素を出しながら
プロの作品を売り込んだ」
という意味で、
けいおんは希有な成功例といえるんですけどね。
この素人いじりというものが面白いという傾向は、
テレビ有る限り続くんでしょうか。
その形はインターネットに表現の場がうつり、
一億総表現者になりえる現在でも変わっていません。
願わくば、つきつめたプロの芸というものが
もてはやされる時代にならないものでしょうか。
「公の場がその情報が晒された事によって
どういう影響を受けるのか」とか
「晒された結果によって
本人がどう思っているのか、本人が将来どうなるか」とか
そういったことはすべておいてけぼりになっていて、
それはコンテンツというものを
消費財として食いつぶしている行為であり、
将来につながらないどころか、
若い才能の芽を摘み取りかねない行為だからです。
それって、ある種の暴力だから。
そして「素人感」を押し出すと言うことは
プロの作り手の責任放棄 プライド放棄
ということでもあります。
私が尊敬する上岡龍太郎氏は、
あるテレビ番組の「芸人論」と銘打った独演会の中で
テレビという空気が寸断される特殊なコンテンツの性質から、
芸人が安易な素人いじりに堕して
芸というものが廃れていく現象を嘆いていらっしゃいました。
けいおん!!という作品自体はプロが作ったものですから、
「商業的に売れる素人感という要素を出しながら
プロの作品を売り込んだ」
という意味で、
けいおんは希有な成功例といえるんですけどね。
この素人いじりというものが面白いという傾向は、
テレビ有る限り続くんでしょうか。
その形はインターネットに表現の場がうつり、
一億総表現者になりえる現在でも変わっていません。
願わくば、つきつめたプロの芸というものが
もてはやされる時代にならないものでしょうか。
自分で考えた言葉あれこれ
マイミクからの紹介文が消えている
web上の「立場」。
ものすごく、厨二病的な独り言 要は「物書きになりたい」
私と宗教、とくに浄土真宗について 簡単に
アンバランス(愚痴)
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