2009年09月25日

動物愛護とマスコミの偽善と、云々

FNNニュース「日本のペットが危機に直面している命の現場を取材しました。」
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00163363.html

こういう記事見て、ことマスコミが流す内容に
「社説」「書き手自身の意見」「コメンテーターの意見」は
要らない、って思う。

最初から特定の方向に恣意的に誘導するならば
「その1日に起こった事実」をのみ、
「餞別せず」に
「個別の対象に分けて関連づけずに報道」しろやと

でもこうやって「バカめ、俺はこうだ」と言えるってことが
大衆にとってのニュースのおもしろさなのかも知れないけど

参考:
http://www.youtube.com/watch?v=PjsNiMbhYbg
2:32の辺とか 5:10のあたりとか

こうしてみてみると、上岡龍太郎氏が見事に看破しておられるような気がする


そもニュースなんて「面白い」必要があるのだろうか
必要があるのは、「視聴率を取らなければならない」って
前提があってこそだからねえ。
・・・存在自体が害悪よなあ。

「広範囲・ほとんど一方通行・なまじ権威があるように見える・ビジネスとしてやっている」
情報流通媒体、そういうマスコミの性質
情報の性質を考えるとき、それをまず念頭におかなければならない。
マスコミの権威なんて、上岡氏が看破しておられるように
実は砂上の楼閣であるのだけど、検索する習慣の無い人ほど
それを疑わず受け入れてしまう。。


人に何らかの思想(俺ならお念仏)を勧める、という行為は
情報を大量に流通する媒体の上ではやってはならないと思う
それは、一対一で話する時と比べて、
文脈も空気も寸断されてしまっているから。

わかりやすいワンセンテンスだけ取り出して言うのと全く原理は同じ。
解りやすいが理解の深みがない。

包丁を人殺しの道具に使うのと同じ。
道具は使い方によって、美味い料理も人の死という惨状も作れてしまう。

情報を道具として扱うとき、
その取り扱い方をあやまればそれは凶器と化してしまう。
その取り扱い方というのがこの場合話の背景説明なんだけども・・・


関連:
http://www.youtube.com/watch?v=ecF0Ifks-zA
12-4「テレビはある意味独裁者である(趣旨)」
http://www.youtube.com/watch?v=uuqCvkTD4jM
4:20~6:40のあたりとか

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Posted by かた焼きそば  at 10:05 │Comments(2)時事ネタ

この記事へのコメント
>でもこうやって「バカめ、俺はこうだ」と言えるってことが
>大衆にとってのニュースのおもしろさなのかも知れないけど

だっはっは(笑)
全くそのとおりだな(笑)
お蔭で楽しくmixi書けてる訳だしな~。
感謝せんといかんなぁ(笑)
Posted by ジャンゴ・フェット at 2009年09月25日 12:04
まーね(笑)
「俺、プーチンの知り合いなんだぜ~」とか
「崖に向かって200kmで突っ込んでやんよ」とか
危ない冗談言ってるのと大して変わらない。

でもそれがそのうち、
「こんなクスリキメてるんだぜ~平気平気」とか
そういう事言い出したら止めねばならん。

そういう感じがメディアリテラシーなのかなと
最近思ってる。
Posted by かた焼きそばかた焼きそば at 2009年09月26日 11:04
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